暑さも一時的に和らぎ秋の気配感じるこの頃ですね。そんな中、木更津にブルーベリーを摘める農園があるということで出かけてまいりました。
木更津市真里谷にあります『エザワフルーツランド』です。『受付は400m歩いた山の頂上にあります』という看板に少々ビビりながらこの門をくぐりました。
入り口には大きなサルスベリの木が花をたくさん咲かせていました。夏を感じさせますね。
まるで登山道のような山道。
どこまでも森は続くかのような印象を与える看板。
果たして『ランド』はあるのでしょうか・・・。
竹やぶの出現に『春にはタケノコがたくさん採れそうだ』などとつい思いを馳せてしまう。
竹林を抜けて不意に現れた歓迎の横断幕。
こんな自然の造形を眺めながら更に山道を登っていくと何やら人の声が聞こえてきました。
ついに到着!『エザワフルーツランド』受付です!
代表の江澤貞雄さんがお出迎えしてくださいました。
元々は竹林や森だった山を江澤ご夫婦が伐採して切り開いて作り上げたもの。30種類、1,500本のブルーベリーが栽培されています。すべて手植えのブルーベリーです。
たわわに実ったブルーベリー。一つ一つの木が味の異なる実を生み出しています。こんなにたくさんの実を付けたブルーベリーの木を私は初めて見ました。
そのどれを取っても実がぷっくりしており、口に頬張ると爽やかな甘い香りが広がり、無心で食べ続けてしまうほどです。
こんなにたくさんのブルーベリーをお腹いっぱいと言うくらい食べたのはこれまでの人生の中で初めてです。
さて、パックに山盛りに摘んだブルーベリーで、ジャム作りの体験ができます。
強火に鍋をかけて『煎る』ような感じでブルーベリーをかき混ぜます。
やがて果皮の色が出てあのブルーベリーの色に染まります。
そこにグラニュー糖を投入。ビンに詰めて水で冷やして出来上がりです。
この鮮やかな色を見てください。これが天然の色ですよね!
『エザワフルーツランド』ではブルーベリー狩りを楽しめるほか、イベントなども行われており、そのための施設も整っています。
この手作りのピザ窯から出来上がるピザがまた格別だそうです。
自然を活かしたその施設でお弁当を広げて楽しむ人の姿も見られ、恵まれた環境の中で時間を過ごすことができます。都心から約一時間圏内でこのような自然環境を楽しめるところがあるんですね。お子さん連れが多く見受けられました。
ブルーベリーの摘み取りは7月中旬から9月中旬まで。まだまだ楽しむことができます。木更津市には『木更津市観光ブルーベリー園協議会』があり、8つの農園が『無農薬・有機肥料栽培』『安心・安全』なブルーベリーを提供しています。
恵まれた自然の中でおいしいブルーベリーを食べに行ってみましょう。