京都旅行へは修学旅行で行かれた方も少なくないと思いますが、拙者は東北地方への修学旅行だったため関西方面へはあまり縁がありませんでした。

 

ところがところが、このたび縁あって京都・奈良への小旅行へ行くことに。そこでお友だちのご紹介でお世話になったゲストハウス『小梅庵(こうめあん)』がとても素晴らしかったのでレポ致します。

 

 

バス通りから少し入った静かな住宅地の一角に『小梅庵(こうめあん)』はあります。

 

その落ち着いた雰囲気の外装は京都の景観にマッチしたものとなっています。一見長屋の一部のように見えますが左右の建物とは独立した作りになっています。

 

京都市内では無許可のゲストハウスが多いと言われる中で『小梅庵(こうめあん)』は法律に適合した、安心して利用できる施設です。

 

ではさっそく中へ入ってみましょう。

 

玄関を入るとデザインされたオリジナルの暖簾が玄関スペースとキッチンスペースをさり気なく仕切っています。

 

 

適切に配置された天窓からは太陽の光が注ぎ、暗くなりがちな玄関スペースに快適な明るさをもたらすものとなっています。

 

 

 

 

日本人だけでなく、海外からのお客様にも喜ばれる小物のセンスには、オーナーのお気遣いが感じられます。

 

 

玄関を入ったところにはキッチンスペース。食器類も揃っており、食材を購入してきてここで調理することができます。

 

 

1階のメインルームは和室。しかも掘りごたつです。朝ここに到着したのですが、あまりにも快適なので出かけなくても、ここでのんびりしたいほどの快適さと落ち着いた雰囲気でした。

 

 

フリーWi-Fi も完備。嬉しいですね。

 

 

部屋の障子を開けると、そこには小さな庭が出現。気分転換に庭へ出て外の空気を吸うことができます。板塀が適度なプライベート空間を保ってくれます。

 

 

お風呂はユニットバスでありながら檜風呂を実現。宿泊する人の快適性をとことん追求。お湯を張った湯船はヒノキのいい香りが漂う最高の湯でした。

 

 

2階へ上る階段下にも梅をあしらった、この宿の名にふさわしいディスプレイが。

 

 

 

ではこのステキな階段を上って2階へ行ってみましょう。ちなみに外国人の方はこのような作りの階段がたまらなく好みだそうです。

 

 


高い天井が1階の雰囲気とは打って変わって開放的な印象を与えます。元の建物の梁を活かしたそのデザインは古き良きこの建物と現代の快適さを融合させています。

白を貴重としたこの部屋は清潔な雰囲気に包まれています。

 

また畳スペースが、ほっとする空間ともアクセントともなっていますね。

この部屋での休み心地は快適そのもの。ここが京都のまちなかに存在することを感じさせない静けさに体も気持ちも休まります。

 


 

いかがでしたでしょうか。ホテルや旅館に泊まるのも良いですが、ゲストハウスという選択肢もあります。こんなにステキな宿泊施設に泊まりながら京都旅行を楽しめたことは、拙者にとってとても快適で楽しい小旅行となりました。機会あれば次回も必ずここに泊まります。

 

ゲストハウスという選択肢がきっとあなたの旅行をステキにサポートしてくれるはずです。

《お願い》
全室禁煙の為、タバコは中庭でお願いします。

 

『小梅庵(こうめあん)』。それは私にとって京都旅行には欠かせない、和が家のように過ごすことのできる安らぎの空間です。

 

京町家 小梅庵ホームページ

 

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