地元のラーメン屋さん、木琴堂におじゃましました。

このラーメン屋さんは基本予約制です。

オープンは2021年5月、噂では耳にしていましたがやっと行くことができました。
場所は昔の仕事柄よく知っていたので、国道からではなく佐貫町の駅の方から行ってみました。

 

 

駅を過ぎて200メートル程行くと、踏切の手前の左折のところに小さな標識が。
所々に同じ標識があり、親切味を感じます。

 

 

何度か田んぼの中の道を曲がり、切り通しのところに、のぼりと立て看板が登場。ここなんですね。

 

 

そして木琴堂の入り口も切り通し。人力によると思われる見事なカーブです。

 

 

車で中に入って行くと、そこにあったのは古民家風の一軒の建物。築何十年と思われる立派なお家です。

 

 

 

暖簾の存在が、確かにここはラーメン店なのだ、と納得させます。

 

 

 

ほとんど手を加えていないそのままの感じの客席、昔ながらの住まいの雰囲気が昭和の空気を漂わせていて懐かしい思いがします。テラス席もありました。

 

 

窓の外には自然の眺めがあり、とてもラーメン店とは思えない佇まいです。

 

 

さて、何を注文しましょうか。私はBセットを注文、それから食後の梅ソーダをお願いしました。

 

 

ナルトが載った昔風な印象の醤油ラーメン。具材の配置がとても綺麗ですね。

 

 

 

麺は乾麺、醤油は地元佐貫町の宮醤油店の醤油、水は地元の神社、古船浅間神社の湧水を使用しているとのこと。地産地消にこだわり、野菜も地元で採れたものを使用しているそうです。

一杯のラーメンにいろいろな思いが詰まった木琴堂のラーメン。富津発祥の竹岡式ラーメン或いは竹岡風ラーメンを提供するお店は幾つもありますが、木琴堂のラーメンもその食べ歩きに加わる新しい風を吹き込んでいると言えるのかもしれませんね。

オーナーの高橋さん、とても優しい感じのお母さんといった感じの良い方でした。そのお人柄もまた、このお店を支えているのでしょうね。スタッフのみなさんも生き生きとしておられました。

 

 

 

もうすでに梅雨が明けてしまったこの日もとても暑い一日でした。そんなとき、この梅ソーダが気持ちよく喉を潤してくれました。

『岩と田んぼに囲まれた農家の家で食べるラーメン』(木琴堂ウェブサイトより)

そのフレーズにマッチしたロケーションと人の温かさに包まれたラーメンがそこにはありました。

その名前の由来は、木・金・土のみ営業だから『木琴堂』だそうです。発想が楽しいですね。

 

木琴堂

電話:0439-27-0130
時間:11:00~15:00

住所:千葉県富津市鶴岡901-2

H.P:https://mokkindou.wixsite.com/ramen

 

 

 

 

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