3年ぶりに公開での開催となった『高家神社四條流庖丁式』
コロナの影響により、過去2回は本殿での限定的な儀式として執り行われたということですが、5月15に付の『房日新聞』にて、一般公開で行われることが報じられていたので出かけてみました。
現地に向かう頃から少しずつ雨が降り始め、到着したときには本降りに。
今回の記事では庖丁式そのものを解説するのではなく、客観的に見た様子を画像と映像で伝えることが目的です。
詳しい解説等は後に掲載する動画と、検索結果をご参考にされてください。
聞くところによると今回の庖丁式は公開で行うことが近々に決まったようで、見学者の数もそれほど多くなく撮影にはあまり苦労はなかったです。
雨のなか、お祓いに向かう継承者たち。約一時間に及ぶ儀式でした。
今回のお題というのか正確にはなんと言うのかはわかりませんが『二鯉(ふたつごい)』と言う題目で、このイラストのように二匹の鯉を庖丁と箸のみで捌くという儀式です。
花と庖丁が整えられ、いよいよ本題が始まります。
たすきを掛けて気合を入れ、様々な所作を行いながら儀式を進めていきます。庖丁式が始まる頃には雨も上がり始め、厳かな雰囲気の中で進められていきました。
二匹の鯉が順調に捌かれ、儀式は無事終了しました。
この庖丁式は年に3度開催されるということで、秋の例大祭は今回よりも大きな感じになるようです。日程を確認してまた足を運んでみたいと思います。
高家神社ホームページ